痔瘻Lab

痔瘻と下痢、ストレスとの関係、胃腸の不調について考えてみます。

肛門周囲膿瘍から始まった

痔瘻の手術を先に書きましたが、ネットでも沢山情報がある通り、私も最初は肛門周囲膿瘍と診断され、即日手術を受けました。

 

2009年、数週間熱が続いていました。近所の開業医では色々な薬を処方されたのですが、解熱剤で一度は下がるものの、薬が切れると発熱。これを繰り返していました。

発熱から2週間程度が経ったころ、座ると股関節辺りが痛い事に気がつきました。鏡で痛みのある部分を見ても、外面的には何も起こっていません。この痛みは日増しに強くなり、この頃から熱も38度から39度まで上がるようになっていたので、いよいよこれは近所の医者では駄目だと思い総合病院へ行きました。

内科で診察を受け、その後、股関節の痛みのため整形外科を受診。この時、熱は既に40度前後まで上がりフラフラ… 整形外科ではMRIを撮りました。結果、このMRI画像にはっきりと黒い影が映っており、すぐに外科の診察を受けることに。

外科医の診断は肛門周囲膿瘍でした。それも、おしりから離れた深部にかなり多くの膿の溜まりがあるという事で、即入院&手術決定! 「溜めていても何も良いことがないですから」と外科医。そりゃそうだろうけど、まさか即手術とは思ってもいなかったのでビビりました(-_-;)

 

妻には入院の準備のために帰宅してもらい、私はそのまま病室へ案内され、点滴を入れて手術着に着替えて手術の準備。心の準備も何もないまま手術室へ運ばれ、腰椎麻酔をされて手術開始。手術はうつ伏せの状態で行われ、時間にして30分くらいだったように思います。

 

術後、担当医からの説明では、かなり大量の膿がでてきたという事。そして、切開したおしりには、膿を残さないように排濃をさせる管を入れたままにしてあるという事。の二点を説明されました。いきなりの手術と入院だったので、仕事の事がグルグルと巡っていましたが、とにかく術後は高熱が下がったようで、ひとまず体は楽になりました。